アンコール : ドヴォルザーク スラブ舞曲第8番
指揮者と曲目が変更になりました。
プログラムに、今年の4月定期演奏会で、マーラーの交響曲7番を演奏会では、 ”尋常ならざるものがあった” と絶賛されているのを読み、非常に残念に思いました。
交代した指揮者はズービン・メータである。メータといえば、2011年3月の原発事故に際して、劇場首脳者が中止決定するまで、公演を続行し、4月には再び来日し、N響を指揮している。
メータは、8ヵ月間、悪性腫瘍の化学治療に取り組み完治させた後、10月には指揮をするまで回復しているそうです。
現れたメータは、一回り小さくなり、歩行のおぼつかないく、介添え者が必要で、指揮も着席しての状態でした。しかし、指揮しているときの顔の表情、手ぶりにおいて、出てきている音楽に全然支障がありませんでした。
おまけに、アンコールまでありました。
しかし、舞台に登場する姿を、アンコールの演奏も、舞台袖にも戻れないのを見ていると、ふたたび彼を見ることができないと感じ、演奏を聴いていて、感慨深いものがありました。
会場にいた聴衆も、楽団員もメータを温かく迎えていました。
さて、バイエルンの音ですが、素晴らしい、チェロがとてもきれい、です。
ただ、ホールのせいか、、着席した位置が前よりだったためか、直接音が強く、全体の響きは味わえませんでした。弦楽器が、すごく前の方に配置されているのでよけいです。
Mozartでは、弦楽器の数を減らしていました。DB、1、Vc、2、Vb、3、Vn2、4、Vn1、4.5 でした。
Mahlerでは、DB、4 pr、Vn1、8.5 pr、でした。
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