アンコール : ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ Passa Galli
「牛を見張れ」によるディフェレンシアス
作曲者不詳 & ファミ・アルカイ フォリアス
プログラムによると、『15世紀末から16世紀にかけて空前の黄金期を迎えたスペインは、南米の先住民、アフリカから連行されてきた奴隷に、キリスト教や音楽を押しつけた。反対に虐げられた側の文化が、虐げる側の文化にも入り込んだ。スペインのルネッサンス音楽にもアフリカや南米の遺伝子が入っている。
今日演奏されるのは、黄金時代のスペイン音楽である。』
当然初めて聴く曲である。CDは発売されているようです。
同じような曲が、同じような編曲で、同じように演奏される。Vivaldi と同じように、変化に乏しいと感じた。
ヴィオラ・ダ・ガンバが3本で、あとギターとチェンバロという編成も問題。
頻繁にチューニングするし、またチューニングかと思っていると、突然曲が始まるので、まごつく。
また、どこまでがプログラム通りで、どこからアンコールになったのかも判らなかった。
ファミ・アルカイが弾いていた楽器は、チェロを改造したように見えましたが?
スペインのルネッサンスとはこういうものであるという事がわかった。
しかし、熱狂的に拍手している人が、多数いたのも事実である。
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