根源 (表御番医師診療禄-12-)

上田秀人 著 根源  (表御番医師診療禄-12-)

 

 筋はそれなりに面白いが、ナンセこの筆者の文章は繰り返しがやたらと多い。一度書いた事は、二度と書かないという信条が欲しいですね。

 

 裏表紙より

  『御広敷番医師「矢切良衛」は将軍「綱吉」に供される食事の以上な味付けから、将軍の血筋を絶やそうとする存在を感じ取っていた。

 疑惑を追及するなか、綱吉の兄で甲府宰相の「綱重」の死に着目する良衛。

 綱重の不自然な死は、同じ敵によるものなのか。

 状況の把握を兼ねた甲府家への医師見舞いが整った日、何者かが良衛に襲いかかるーーーーー。

 あらゆる手段を使い、良衛らを排除せんとする者たち。その存在が、ついに明かされる。』   

 

 

 

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