堂場瞬一 著 

 

 交番勤務を終えて刑事課に引き上げられたばかりの「青井由記」は、強行犯係長「上杉」と弁護士「三澤」の持ち込んだ話を聞いた。

 三澤は、プロ野球チーム「ウイングス」看板選手である「石地孝哉」の代理人で、膝の手術で故意的に危害を加えられ、手術を施行した医師「高嶺」を訴えたいと言う。

 上杉と青井は捜査を開始する。しかし、手術を施行した医師はクリニックを閉鎖して行方不明となっている。

 東日新聞社会部の遊軍記者「西潟理恵」は、石地孝哉が記者会見し故意に手術を失敗した医師を損害賠償の裁判を起こしすことにしたというテレビニュースを見る。運動部に聞いても動きが悪い。

 理恵は取材に乗り出す。

 こうして、青井と由記が絡み合うーーーーー。』       

 

  

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