リサ・クレイパス 著 アテナに愛の誓いを
原題は ”Cold-Hearted Rake” です。
まあまあ、面白かったです。
裏表紙より
『「デヴォン・レイヴェル」はトレニア伯爵という、爵位と田舎のおんぼろ屋敷を継ぐことになった。いとこの「テオ」が落馬事故で亡くなり、継承権が回ってきたのだが、ロンドンの放蕩者として名高いデヴォンは、まったく興味がもてない話だ。
土地ごと売り払おうと考えた屋敷には、テオと結婚して3日目で未亡人となった「ケイトリン・レイヴェル」と身寄りのなくなったテオの妹がいる。
正義感が強く心優しいケイトリンは、領地の小作人や屋敷の使用人の生活を心配し、屋敷や土地を売り払うことに断固反対だ。
また、田舎で放任されて育ったテオの妹たちに良縁をみつけてやらなくてはと心を砕いている。
反発しあう二人だったが、デヴォンは領地の経営に本気で取り組み、これまでの人生で得たことのない手応えを感じた。いつしか二人は、お互いをかけがいのない存在だと思うようになるがーーーーー。』
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