紅の五星(冷たい狂犬-2-)

渡辺裕之  著 紅の五星(冷たい狂犬-2-)

 

 冷たい狂犬シリーズの第二巻です。本書も前作と同じ印象でした。

 

 「影山夏樹」は練馬の中村橋にある風変わりな「カフェ・グレー」という店のオーナー兼店主である。四十四歳である。六年年前まで、公安調査庁に勤めていた。

 前作で、夏樹と死闘を演じた中国の諜報員である「梁羽」は、夏樹が八歳から十四歳までの七年間修業した中国武術の達人である「傳道明」であることが判った。

 夏樹は、店で使うコーヒー豆の買い出しに、インドネシアを訪れていた。

 ジャカルタで、梁羽と再会する。

 翌日、バリ島経由フローレンス島へ行くために、スカルノ・ハッタ空港へ行った。そこで、爆弾テロに遭遇した。夏樹は、犯人を射殺した。

 さらに翌日、夏樹は、梁羽に呼び出される。そこで梁羽にテロを未然に防ぐ為に、中国の諜報員に協力すれば、中国の敵国諜報員リストから削除するので、協力してほしいと言われる。-----

 

 

  

  

✰✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================