M・J・ローズ 著 記憶をベットに閉じ込めて
原題は ”Lying in Bed” です。
本作品は全編を通して一人称スタイル(主人公視点の語り)で書かれています。
裏表紙より
『ラブレター代筆屋と依頼人が織りなす、愛の抒情詩。
コラージュ作家の「マーロウ・ワイアット」は、恋人に捧げるラブレターや官能的な物語をしたためて生計を立てている。
雑誌で紹介されて忙しくなったある日、一人の男が店を訪ねてきた。全てを見透かすような瞳の男は作品を手に取ると、味わうように朗読し始めたーーーーー木漏れ日の下で睦み合う男と女の物語を。
心も体も裸にされるような感覚に動揺し、マーロウは思わずその場を逃げ出した。
だが数日後、彼は自分が創作にかかわることを条件に、ある女性に贈る物語を依頼してきた。
きっと相手は恋人だ。
なのになぜ、私は彼に惹かれてしまうのだろうーーーーー。』
✰✰✰
===================================================================
===================================================================