コニス・リトル 著 夜ふかし屋敷のしのび足
原題は ”The Black Paw” です。
裏表紙より
『ホテル暮らしをしているわたし「カリー・ドレイク」に、友人の「セルマ・バートン」が助けを求めてきた。
離婚調停中の夫の手に、別の男性がだしたラブレターが渡ってしまった。
ついては偽のメイドとして夫の屋敷にもぐりこみ、ラブレターを奪い返してきてほしという。
首尾よく屋敷に入ったはいいものの、慣れない家事や謎めいた住人に翻弄され続けるわたし。
そのうえ殺人事件まで起きてーーーーー。』
訳者解説より
『リトル作品の黄金パターについて
1.ヒロイン(若い女性)が独特な状況に置かれる。
2.ヒロインの周辺でおかしな出来事が起こり始める。
3.ヒロインの周りのちょっと風変わりなひとびとが事態をいたずらに混乱させる。
4.事件を通じてヒロインと反目し合っていた青年とのあいだに徐々にロマンスが芽生えていく。
5.終盤にもう一波瀾あり、最後に意外な真相が明らかになる。』
これって、ほとんどの恋愛小説のパターンではないでしょうか。
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