インデックス

誉田哲也 著 インデックス

 

 姫川玲子シリーズの第七巻目です。短編集です。しかし面白いです。

 

 第一話は、捜査一課の解体から一週間後の話。玲子は池袋署強行犯捜査係に着任した直後に起こった、自殺事件。玲子はその背後に取込詐欺があった。

 第二話は殉職したかっての部下、「大塚真二」、二階級特進して警部補の墓前で始まる。そして五年前、玲子が二十七歳で捜査一課殺人犯十係主任を拝命した直後の話になる。

 第三話は、玲子が警察官になる前の話で、試験勉強をしていた時のエピソード。

 第四話は、ブルーマーダーの後日談で、犯人の取り調べのエピソード等。

 第五話は、玲子を捜査一課に戻す為の、「今泉」管理官の奮闘から始まる。玲子は、刑事部捜査一課、殺人犯捜査第十一係の主任となる。管理官は今泉。係長は「山内篤弘」警部。統括主任は「林広巳」警部補、部下は「日野利美」五十三歳巡査部長、「中松信哉」四十七歳巡査部長、「小幡浩一」三十二歳巡査部長である。玲子の感想は、『やだ。こんなオバちゃんとやさぐれと、目付きの悪い若造なんて』    

 第六話は、今泉管理官、山内係長、玲子の三人が、今後の人事話から始まる。

 第七話も、人事の話で始まる。本所署での通り魔的な殺人事件の捜査。

 第八話は、第七話の続き物である。

 

 

  

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