ブレンダ・ジョイス 著 光に舞うは美しき薔薇
原題は、”A Lady at Last" です。
<ド・ウォーレン一族の系譜 The De Warenne Dynasty>のうちの一冊です。
本書は面白かったです。
裏表紙より
『海賊の娘「アマンダ・カレ」はジャマイカ島で育ち、その自由奔放さから ”野生児 ラ・ソバージュ” と呼ばれていた。父が見せしめに処刑され悲嘆に暮れる彼女に、私掠船の船長「クリフ・ド・ウォーレン」が救いの手を差しのべた。
クリフは、十四歳にして家を出て、十八歳で初めて自分の船を手に入れ、貿易商として商売に励む一方、海賊を捕まえる私掠船の船長として当代最強の英雄の名をほしいままにしていました。そんな彼が英国社交界にいる生母のもとにアマンダを送り届けてくれるという。
粗野なアマンダが上流階級になじめるはずもなかったが、クリフは彼女を ”淑女” に育て上げると宣言する。親切にしてくれる彼に、アマンダは恋心を募らせた。だがある夜、意を決して彼の寝室を訪れると、そこには冷たい拒絶が待っていた。『君と関係など持ちたくない』-------。』
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