ジュリア・ロンドン 著 危険な子爵に愛していると言わせる方法
原題は、”The Dangers of Deceiving a Viscount" です。
裏表紙より
『数年前、貧しい生活から脱却するために「マダム・デュプリー」という架空の人物としてドレスを売り始めた伯爵令嬢「フィービー・フェアチャイルド」は、お金の心配がなくなった今でも趣味でドレスを作り続けている。もしこの秘密がばれたら自分はもちろん、姉と従姉、さらには高い地位にあるその夫たちにとっても身の破滅だ。それなのに注文は殺到する一方で、ついにブティックのオーナーから、ある屋敷に滞在してドレスを作るようにと脅されてしまう。断れば秘密をばらすと言われてしぶしぶと、しかしどこか誇りを感じながら旅たったフィービー。だがたどり着いたベッドフォードシャーで待っていたのは完全な使用人としての生活と、ハンサムで不思議な魅力を持つ、伯爵家の跡取りで子爵の「ウイリアム(ウイル)・ダービー」だった。------』
訳者あとがきより
『ジュリア・ロンドンの「不運なデビュタント」シリーズの第三作です。シリーズ第二作は、「危険なプリンスと恋に落ちる方法」です。
シリーズ第一作「危険な公爵と結婚する方法」は母をとつぜん亡くし、継父にじゃま物扱いされて、窮地に陥った
「エヴァ・フェアチャイルド(ブロダリック)」と「フィービー・フェアチャイルド」の姉妹と従姉の「グリア・フェアチャイルド(グレンダウアー)」。継父は三人を養うことを渋り、求婚する者がいれば、どんな相手でも結婚させると宣言します。生活費も削られ経済的に困窮するなかで、三人はそれぞれの方法で、自分の未来を救うべく奮闘します。』
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