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まことの華姫

畠中 恵 著 まことの華姫

 

 「お夏」の父親は、両国橋の盛り場の親分「山越」である。

 お夏は父親に頼んで、父親の持つ見世物小屋へ連れてきて貰った。ここでの出し物「まことの華姫」を見るためである。

 まことの華姫は、元人形師であった「月草」が作った木偶(デグ)の姫人形で、月草が話芸の相方にしている人形である。

 この人形は、まことを、真実を語るといううわさが囁かれている。そして知りたい ”何か” を抱えた者は多い。

 実はお夏もその一人で、今、何としても知りたい事を抱えていた。それ故今夜、華姫に会うために、わざわざ父に頼み、月草の小屋へとやってきた。

   

 

 

 

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