濱 嘉之 著 頂上決戦(警視庁公安部・青山望 -7-)
青山 望シリーズの第七弾です。「青山 望」は公安部公安総務課第七担当管理官である。
別府温泉帰りの車中で、アベックの女性がフグの毒で死亡する。福岡県警はフグの肝を食べさせた容疑で殺人の教唆ということで軽く片づけようとしていた。
青山は、死んだ女性が「清水 保」の義妹であると報告を受ける。清水 保は、経済ヤクザの走りで元岡広組のナンバー3で、青山と面識があった。そして相手の男性が、岡広組の元舎弟頭であることを青山はデータベースから調べた。
前作のトリカブト毒事件との関連が考えられた。公安一課長はこの事を捜査一課長に進言した。こうして捜査が始まる。
上海と香港の中国マフィア、日本の新旧ヤクザの利権争い、そして警察内部からの情報もれが絡んでくる。
前作と同じ感想を
星四つにしていますが、星三つ半です。あまりにも背景説明が多すぎて、話の流れが悪くなっています。
✰✰✰✰
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