ジェリー・ローレンス 著 黄金の瞳に心奪われて
普通の面白さです。 sex シーンが多すぎるように感じました。
原題は、”The Mane Event" です。本書は中編二巻で構成されています。あとの巻は、『黄金の瞳で眠らせて Shaw's Tail』です。
これは三部作、『琥珀の瞳にもう一度 The Beast in Him』、『黄金のたてがみを抱きしめて The Mane Attraction』、と続く Pride Storiesシリーズの第一巻です。
本シーズはありえない設定になっています。ケーブルTVで見たことがありますが、動物が人間の姿をしている。同じ動物同士が群れを作っている。同じ群れの中で結婚し子供を育てるが、例外的に他の種と結婚することがある。この例外を、作品の主題としています。
裏表紙より
『「メイソン(メイス)・ルウェリン」はライオンに変身する一族、ルウェリン・プライド(群れ)のライオン・シフター。一族の支配を嫌い、長年海軍に所属していたがニューヨークに戻ってきた。目的は軍隊時代の友人でウルフ・シフターの「ボビー・レイ・スミス(スミッティ)」と共にセキュリティ会社を立ち上げること、そして幼いころに別れたきりの初恋の相手を探して生涯の伴侶とすること。だが帰郷早々、一族の者が殺され、姉のオフィスへ向かったメイスは信じられない ”匂い” に気づく。なんと調査に現れたのは警官となった初恋の女性、「デジリー(ディー)・マグダーモント」だったのだ。ディーは普通の人間。------』
Shelly Laurenston のWEBサイトを見ると、Pride Storiesシリーズは三巻だけではなく、あと七巻あるようです。
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