愛の誘惑は太陽の色

ローラ・リー・ガーク 著 愛の誘惑は太陽の色

 

 原題は、”She's No Princess" です。

 ”The Guilty Series" シリーズの第四巻です。

 四巻の中で最も面白く感じました。会話の面白さが抜群です。

 第二巻の主人公、作曲家「ディラン・ムーア」の兄である「イアン・ムーア」が第四巻の主人公です。

 

 裏表紙より

 『堅物の外交官「イアン・ムーア」は突然、任地から帰国するよう要請される。理由はイギリスに滞在するイタリアの皇太子の娘「ルチア」の結婚をお膳立てすることだった。ルチアは皇太子の非嫡出子で、おまけに母親は有名なコルテザン(高級娼婦)であり、彼女のこれまでの振舞い(鍛冶屋との関係、宮殿を抜け出しカーニバル見物した武勇伝)の問題があったが。父親の皇太子のルチアの夫の条件は、英国貴族で、裕福で、カトリック教徒、期限はたったの六週間。

 しかし、スキャンダラスで美しいイタリア娘、ルチアは、愛ある結婚を望んでいた。

 用意した候補をことごとく断り続けるルチアに振り回されてばかりのイアンだったが、いつしか彼女の寂しさと強さ、優しさに惹かれるようになる。一方、外交手腕を発揮して自分を操ろうとするイアンに反発していたルチアもまた、仮面の下に隠された彼の情熱に気がついてしまう。だがイアンは貴族でない一介の外交官。気持ちを隠して任務に励むイアンだったがーーーーーー』

 

 

 

 

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