憎しみも なにもかも

リサ・クレイパス 著 憎しみも なにもかも

 

 原題は、”Lady Sophia's Lover"  です。ボウ・ストリート・シリーズの第二巻目です。

 私は面白く読みました。

 裏表紙より

 『19世紀英国。伝統的に男の職務とされる治安判事補佐官の職に応募してきた「ソフィア・シドニー」。治安判事である「ロス・キャノン」は異例の出来事に驚くと同時に、彼女の美しさに心を揺さぶられた。禁欲的な生活を送ってきた彼には衝撃的な出来事だった。ロスは危険すぎるという理由で採用を断るが、ソフィアはどうしてもこの職にと言い張り、自分は子爵家の出であっても、今は貧しく、一人で生きていかねばならないことを訴えた。ロスは結局「試用期間」含みで彼女を採用する。誰に対しても分け隔てなく接する彼女にロスは思いを募らせる。一方ソフィアも、誠実なロスに惹かれていった。

 彼に寄り添う気持ちつは裏腹に、ソフィアの心にはもう一つの激情があった。ソフィアの弟「ジョン」がロスに殺されたという恨みである。--------』

 

 

 

 

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