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研鑽(表御番医師診察禄-7-)

上田秀人 著 研鑽(表御番医師診察禄-7-)

 

 表御番医師診察禄の第七巻目である。一頁あたりの文字数が少なく、総ページ数も少ないので、すぐに読めてしまうし、読書感も軽い。筋立てはそれなりに面白いが。

 幕府寄合医師「矢切良衛」は、長崎に着いた。将軍「綱吉」の世継ぎ問題から、良衛は大奥の「お伝の方」より阿蘭陀の産科術を学び、必ず懐妊する方法を学ぶように指示されていた。

 恩師「名古屋玄医」から教えられた薬師問屋西海屋を訪ねる。当日は西海屋に宿泊し、翌日は長崎奉行のもとに出向いた。そして出島への出入りを願い出て、許可を得る。

 出島に行った良衛を迎えたのは、出島阿蘭陀商館長であった。出島の阿蘭陀人医師は離任中であった。商館長はばたびあで医術の教練を受けていた。商館長は産科の経験はなかった。出島には女はいないから。しかたなく阿蘭陀語で書かれた医学書を調べることにする。

 これ以外に、良衛の命を狙う勢力、また懐妊する方法を聞き出そうとする勢力が入り乱れる。

 

 

 

 

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