前夜 奥右筆外伝

上田秀人 著 前夜 奥右筆外伝

 

 講談社文庫から、奥右筆シリーズ全十二巻が出版されていますが、作者本人によると、このシリーズが始まる前が描かれています。第一章が「立花併右衛門」続いて「冥府防人」、さらに「一橋民部卿治済」そして第四章が「柊衛悟」である。

 これまで、十二巻全巻を読んでいる人は、しいて本書を読む必要はないと思います。すべてこれまで書かれていた内容と同じである。且つ、あっと言う間に読み終わります。

 

 作者あとがきによると、『奥右筆秘帳』の続きシリーズがあるようです。『百万石の留守居役』シリーズが終わった後で出てくるようです。

 奥右筆秘帳』はこの作家のシリーズでは最も面白いシリーズだと思います。

 

 

 

 

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