愛といつわりの誓い

トレイシー・アン・ウォレン 著 愛といつわりの誓い

 

 原題は、”The Wife Trap" です。”Trap” 三部作の第二作目です。第一作目の舞台は、1816年となつていますが、本書は、1817年です。私には大変面白かったです。

 訳者あとがきより

 『ヒロインの伯爵令嬢「ジーネット・ローズ・ブラントフォード」はロンドン社交界随一の美女ながら、とても勝気でわがままな女性です。

 土壇場で公爵との結婚を逃れるために双子の妹と入れ替わるというとんでもないことをしでかした。ここまでが前作。罰としてジーネットはアイルランドの親戚のところに行くように両親に命じられます。華やかな都会生活をこよなく愛しているジーネットにとって、それは死刑宣告にも等しい罰でした。

 暗い気持ちで海を渡り、陸路で親戚の家に向かっているとき、ジーネットはひよんなことから「ダラー」というハンサムなアイルランド人の男性と知り合います。ダラーは平民であるにもかかわらず、無礼な言動でジーネットの神経を逆なでするのでした。腹を立てながらも、なぜかダラーのことが気になるジーネット。-----』

 

 三部作の三作目(原題 ”The Wedding Trap" )はバイオレットの親友イライザの恋と結婚がテーマです。まだ邦訳が出版されていないようです。

 

 

 

 

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