切り札は愛の言葉

サブリナ・ジェフリーズ 著 切り札は愛の言葉

 

 原題は、”A Hellion in her Bed" です。面白い原題ですね。Hellions of Halstead Hall” シリーズの第2作です。

 1823年、放蕩者として有名な「ストーンヴィル侯爵オリバー・シャープ」とその兄弟姉妹 五名は、祖母「ヘティ」から一年にそれぞれ、結婚しないなら財政的支援を打ち切ると告げられる。こうして五名の結婚話が ”Hellions of Halstead Hall” シリーズとして始まる。

 第1作では、長男「ストーンヴィル侯爵 オリバー・シャープ」が、「マリア・バターフィィルド」というアメリカの資産家の娘と結婚する話でした。第2作は、ストーンヴィル侯爵家の次男「ジャレット・シャープ」の結婚話である。

 裏表紙より

 『ギャンブラーとして孤独な日々を送ってきたジャレットは、病に倒れた祖母に代わって家業のビール会社の経営をまかされた。弟や妹も自分が養っていくつもりで地道な事業経営を決意したのに、ビール会社の経営状況は火の車、思い切った方針転換が必要だった。そこへ地方のエール会社の令嬢「アナベル」が業務提携を求めて訪ねてくる。----』

 本書の書簡ですが、すこし中だるみ気味です。やや緩慢です。

 

 

 

 

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