不機嫌な子爵のみる夢は

ジュリアナ・クイン 著 不機嫌な子爵のみる夢は

 

 原題は、”The Viscount Who Loved Me" です。原題の方が良い表題です。”Bridgerton” ブリジャートン・シリーズの第二作目です。本作では、長男である「アンソニー・ブリジャートン子爵」の結婚がテーマである。

 訳者あとがきより

 『妹「ダフネ」の結婚騒動に父親代わりに奮闘したアンソニーだが、三十を目前に跡目をもうけるべく結婚を決意し、花嫁探しにのりだす。容姿端麗の裕福な子爵で人気の紳士であるので、シーズン随一の美女と名高い「エドウィーナ」を娶ろうと狙いを定めます。

 ところが、エドウィーナの姉「キャサリン(ケイト)・シェフィールド」が可愛い妹と放蕩者との結婚を阻止しようと立ちはだかる。アンソニーはエドウィーナそっちのけでケイトと角突合せせることに。しかし互いの内面に似たもの同士の気質を感じとったからなのか、いつしか不可思議な友情が芽生えはじめーーーー

 

 ジェーン・オースティン作品へのオマージュがある。』

 

 大変面白いと思います。広く一般受けはしないでしょうが。

 

 

 

 

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