恋のたくらみは公爵と

ジュリアナ・クイン 著 恋のたくらみは公爵と

 

 原題は、”The Duke and I" です。原題の方が良い表題ですね。本書は、”Bridgerton” ブリジャートン・シリーズの第一作目です。Bridgerton 家には子供が八人いる。このシリーズは、この八人の子供の結婚話である。八人の子供はアルファベット順に名前がつけられている。「アンソニー・ブリジャートン子爵」、「ベネディクト・ブリジャートン」、「コリン・ブリジャートン」、この第一作の主人公である 長女「ダフネ・ブリジャートン」と順に名付けられている。

 訳者あとがきより

 『ダフネは社交シーズンの二回目を迎えて、母「ヴァイオレット・ブリジャートン」からも結婚をせっつかれ、うんざりした日々を送っていた。一度も心ときめくめくこともなく、無難な相手に嫁ぐのかと半ばあきらめていた。

 ある舞踏会のひとけのない廊下で、ダフネは、数年ぶりに旅を終えて戻った放蕩者として評判の「ヘイスティング公爵 サイモン・バセット」と遭遇する。ふたりは互いの利益の為に、恋人同士の芝居をすることになる。しばらく恋人同士の芝居を続けるうち、初めて心ときめく相手に出会ってことに気づくダフネ。けれども、サイモンは幼少時に負った心の傷のせいで、生涯結婚しないと決意していた。』-----

 

 大変面白いと思います。広く一般受けはしないでしょうが。

 

 

 

 

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