トレイシー・アン・ウォレン 著 昼下がりの密会
舞台は、1812年となっています。2007年発行です。私には大変面白かったです。
原題は、”My Fair Mistress" です。”Mistress” 三部作の第一作目です。
未亡人の「ジュリア・ホーソン」は、弟「ハリー・デイビス アーラートン伯爵」が女と賭け事でつくった借金の返済期限を延長して貰う為に「レイフ・ペントラゴン」を訪ねた。ジュリアナはペントラゴンを見た瞬間に息を呑んだ。ハンサムでたくましく、男らしい魅力あふれた男だった。その魅力に圧倒された。
レイフはジュリアナをなんて魅力的で、官能的に美しい女性だと思った。
『債務不履行に陥ると、ハリーは一族が百五十年以上前から所有している故郷の領地を売るしかありません。』
ジュリアナは借金と引き替えに、六か月間レイフの愛人になることになる。
ジュリアナはレイフと約束した日に、恐る恐る臨んだ。しかしレイフの巧みなキッス、愛撫に、何度も何度も快楽に打ち震えるのだった。-----
レイフには長年にわたる恨みを持った人物がいた。異母弟の「ミドルトン子爵 バートン・セント・ジョージ」いた。ジュリアナはこの二人の争いに巻き込まれてゆく。
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