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求婚のワルツは真夜中に

ジュリアン・クイン 著 求婚のワルツは真夜中に

 

 原題は Dancing at Midnight です。原題の方が、内容をよく表していると思います。

 リージェンシー物ですが、先に読んだ『恋に落ちた伯爵』の方が数段優れています。

 

 1816年、従弟「エマ」が「アシュボーン公爵」と結婚して数か月が経ち、伯爵家令嬢「ベル」はエマのオックスフォードシャーの本邸にしばらく身を寄せることになる。静かな田舎のなかで、シェイクスピアの全劇作の読破にいそしむ。木の下で残り一冊になったシェイクスピアの作品を読んでいる時、謎めいた男「ジョン」に出会う。奇遇にもジョンはかってアシュボーン公爵の命を救った戦友であり、その戦争中のある出来事により心に底知れぬ深い傷を負っていた。

 まったく異なる境遇で育ったベルとジョンは、互いに好奇心を掻き立てられる。しかしジョンは戦争中の出来事への罪悪感から、ベルを避けようとする。さらにジョンの命を狙う人物まで現れーーーーー。

 本書は、三部作の第二作目です。第一作は Splendid (すみれの瞳に公爵のキスを)では、エマとアシュボーンの話です。第三作は、本作で登場した「ダンフォード」が主役です。

 

 

 

 

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