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始末屋

宮本 紀子 著 始末屋

 

 面白いです。

 「直次郎」は田町の外れにある始末屋「だるや屋」で働いている。始末屋とは、借金の取立て屋である。ちょっと他と違うのは、吉原の妓楼、主に小見世を相手に商売をしている。無銭遊興や、勘定の焦げ付いた客があると、取立てが面倒な楼主は始末屋に依頼する。始末屋はその依頼を請け負い、取立てる。取立てる権利を安く買い取る。「だるま屋は、主人の「籐兵衛」、兄貴分の「伊八」、そして直次郎の三人だけである。依頼主から頼み証文を取り、書かれた額面のお金を取立てる。妓楼主からの信用も厚く、店は小さいながらも、結構繁盛している。

 そして今日も直次郎は取立てに行く。

直次郎の生立ちや過去、何故「だるま屋」で働いているのか、等が徐々に明らかになると共に、日々新たな取立てに行く。

 

 

 

 

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