王とサーカス

米澤穂信 著 王とサーカス

 

 同僚が自殺したこともあって、六年務めた新聞社を辞めた「太刀洗万智」は、フリーライターとして雑誌社の仕事の事前準備の為、ネパールのカトマンズに来た。

 トーキョーロッジに宿泊する。

 王宮において、国王と王妃、合計八名が皇太子により射殺される事件が発生する。万智は、雑誌社に了解を取り、取材に取り掛かる。国王が殺された日に、王宮に居た軍人と、万智は会えることになるが、この軍人は取材に協力をしてくれなかった。

 しかしその翌日にこの軍人は射殺死体で、しかも背中には『INFORMER』(密告者)とナイフで刻まれて放置されていた。この軍人は、国王殺害にかかわっていたのか? それなら万智も狙われるのではないか?

 

 まずまず面白いです。

 

 

 

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