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ラテに感謝!

マイケル・ゲイツ・ギル 著 ラテに感謝!

     (転落エリートの私を救った世界最高の仕事)

 

 大変面白かったです。特に、第一章、第四章が良かったです。

原題は、”How Starbucks Saved My Life" ですが、この原題の方が内容に則しています。

 

 「マイケル」は、マンハッタンのアッパーイースツサイドにある裕福な特権階級の家(四階建てのビルで、地下にはキッチンがあり、黒人のメイドがいた)に生まれ、学校に通い出してからは、郊外のブロンクスビルの三十五部屋もある邸宅で育った。そしてイエール大学に進み、卒業後、大学の秘密結社の友人が就職を決めていた。広告業JWTである。コピーライターからクリエイティブ・ディレクターに、それからエグゼクティブ・バイスプレジデントになっていた。そして家族との交流を犠牲にして、仕事をしてきた。

 あるパーティで知り合った「リンダ」、ハーバードでMBAを取得し、大学では芸術史の学位を取っていた、をJWTに採用し、アドバイスをして、昇進させ経営陣に加えた。

 JWTは敵対的買収により、ある人物の手に落ちた。彼はリンダをプレジデントにした。そして、五十二歳になった時、マイケルは、三十五歳のリンダに解雇を告げられる。

 会社を解雇されても、毎朝家を出る必要があったので、ジムに通いはじめた。そこで「スーザン」と出会った。彼女は泣いていた。『弟が末期癌で、もう長くない。昨年、父を肺癌で死んだばかりなのに』、『お気の毒に、大丈夫だよ、いつかいままでになかったほどの幸せが訪れる』、『ヨガをやる男性は好きよ、コーヒーでも一緒にどうですか?』。二人はお互いに誤解していた。マイケルは「スーザン」がかわいそうな女性で、安らぎと保護を必要としていると思った。しかしスーザンはすぐれた精神科医であった。一方スーザンはマイケルの事を、高給な服を着ているので、経済力のある成功者で、アメリカ社会の頂点にいる男と考えていた。スーザンは四十代半ばで産婦人科医に子供の産めない体といわれていた。マイケルは結婚指輪をしていた。しかし、「ジョナサン」という息子が生まれる。五人目の子供である。そして妻との離婚。

 解雇されてから始めた仕事もはかどらず、六十三歳になっていた。切実に仕事が欲しいと思っている時に、声をかけられた。『仕事が欲しいですか』。『はい。仕事が欲しいです』。こうして一歳から五歳までを過ごした家から百ヤードと離れていないスターバックのお店で仕事に応募した。『私の部下として働くことが出来ますか』。あなたのような白人の年配者が、わたしのような若い黒人女性の部下として働くつもりかという意味である。

 

 

 

 

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