烈日(東京湾臨海署安積班)

今野 敏 著 烈日(東京湾臨海署安積班)

 

 安積班シリーズは、ベイエリア分署シリーズ(三冊)、神南署シリーズ(四冊)、そした東京湾臨海署シリーズ(十一冊)、この『烈日』は東京湾臨海署シリーズの八冊目です。

 月刊誌への連載をまとめたもので、各章は独立している。

「安積剛志」は東京湾臨海刑事課の強行犯第一係長、警部補である。部下は「村雨秋男」、「須田三郎」の部長刑事、「桜井太一郎」、「黒木和也」である。新顔の「水野真帆」部長刑事が加わる。

 村雨は桜井と、須田は黒木とコンビを組んでおり、新顔の水野は安積とコンビを組む。安積にはフアンが多く居る。交通機動隊の小隊長である「速水直樹」、鑑識の係長「石倉」、東京新聞社社会部の「山口友紀子」等である。

 

 今野 敏 の手慣れた作品である。各章は比較的短くテンポが良いが、物足りない面もある。

 

 

 

===================================================================

===================================================================