草雲雀

葉室 麟草雲雀

 

 J-novel に掲載されていた葉室 麟 の小説です。雑誌バックナンバーで全編読みました。

 厄介叔父として肩身の狭い思いで暮らしている「栗林」家の次男・清吾は女中「みつ」と深い仲になり、みつと暮らすことが許されるが、栗林家の女中であり、清吾の妾扱いであった。

 清吾は、師範代の同僚「山倉伊八郎」から『用心棒になれ』ともちかけられる。伊ハ郎は、元筆頭家老「国東武左衛門」の庶子で、家督を継ぐことになる見込みだが、敵の派閥から命を狙われているという。伊八郎が家老になったら、藩剣術指南役として召し抱える。そうすれば、晴れてみつと夫婦になり、子供が持てると言われ、用心棒になる。

 

 葉室 麟 の手堅い作風です。

 

 

 

 

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