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ゆらやみ

あさのあつこ 著 ゆらやみ

 

 「登枝」は間歩で生まれた。石見銀山の坑道である。登枝を育てた「六蔵爺」は登枝が十歳の時に死にました。登枝の母は、登枝を生み落して、そのまま息絶えました。六蔵爺は母の兄なのです。

 六蔵爺が倒れて、僅かな蓄えも薬礼に消えて、途方に暮れた登枝に声をかけたのは、女郎屋『かぐら』の女将「おその」である。

 登枝は、男の凶暴さを身につけた少年三人に襲われかけた時、「伊夫」という男の子に助けられる。登枝は、伊夫と親しくなる。

 登枝、十四歳になったとき、客を取る様に言われる。大森の豪商『藤屋』の大旦那、六十二歳になる「宗右衛門」が、三晩続けて買ってくれることになる。

 しかし、登枝はその前日に、かぐらを抜け出して、伊夫と契を結ぶ。その時登枝をつけて乱暴をしようとした男を、伊夫は殺す。

 登枝は、結局、藤屋の大旦那に気に入られ、大旦那だけを相手にする。大旦那からは、江戸末期の混乱を聞き、これからは世の中が変わると教えられる。

 

 

 

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