南青山骨董通り探偵社

五十嵐貴久 著 南青山骨董通り探偵社

 

 発売直後の文庫本ではなく、雑誌『宝石ザミステリー 2014夏 』で読みました。雑誌に230頁以上で一気に掲載されています。

 新卒で日本最大の自動車メーカーに勤務して三年の「井上雅也」は営業職であるが、落ちこぼれである。配置転換を依頼しているが通らない。そんなある日、私立探偵にならないかと探偵社の社長「金城健一」から声を掛けられる。とりあえず、バイトとして私立探偵を始める。

 仕事の依頼者は現役の刑事「田代千賀子巡査」である。依頼内容は青山にある有名な名門私立校中学部の「水沢 瞳」という少女が複数の男性と淫らな関係を持っている上、小学部の児童を相手にいたずらを繰り返している告発メールが警察に届いた。学校からの要請もあり、南青山署は静観するという方針を決めた。田代刑事は署の判断に不満があり、警察の代わりに、動いて欲しいと個人的に依頼をしてきたのである。

 調査を開始した所、水沢 瞳は複数の男性と淫らな関係をもっていた。学校の教師も水沢 瞳と関係をもっていた。

 これが殺人事件に発展する。

 

 

 

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