屍蘭 -新宿鮫 Ⅲ -

大沢在昌 著 屍蘭 -新宿鮫 Ⅲ -

 

 本書は、1993年3月初版です。雑誌連載が、平成四年四月号から平成五年三月号です。平成五年は、1993年ですから、異常に早い初版ですね。本文中にポケベルが出てきますね。1993年、まだ携帯電話は本格的に普及していませんし大きかったです。パソコンも普及していませんでしたね。

 本書も面白いです。「鮫島」は大学の同窓で、国税庁の査察官をしている「滝沢」とホテルのコーヒーラウンジに居て、故買屋の「三森」を見ていた。三森といた男が、鮫島と面識ある高級コールガールの元締めで「浜倉」と二言三言話した。その男は「光塚」という元刑事であった。光塚は、今は超高級美容サロンの女社長とくっつている。

 浜倉が血管内凝固症候群で死亡する。鮫島は不審に思い捜査を開始する。

 

 

 

✰✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================