葉室 麟 著 冬姫
「冬姫」は、織田信長の二女である。母は体が弱く、冬姫を産んですぐに亡くなったと教えられている。母の形見である、水晶の数珠をいつも首にかけている。しかし、後に、斉藤道三の娘で、信長の正室「帰蝶(濃姫)」の子であることが判る。
冬姫十歳の頃から、八十一歳で死去するまでを描いている。信長の命で、蒲生忠三郎と結婚する。蒲生の家を守りながらも、信長の目指したものを実現しようとする。
何故でしょう、心動かされる処もありましたが、全般的に、今一つ優れた出来とは言えないように感じました。
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