登竜の標(お髪番承り候 ー9-)

上田秀人 著 登竜の標(お髪番承り候 ー9-)

 

 お髪番承り候の第九巻目です。これまでの八巻は購入してきましたが、今回は図書館で借りました。10月3日発売ですが、やっと借りることが出来ました。申し込したのはかなり早く、図書館の購入冊数より予約番号が少なく、一番早く借りられた方です。

 話の展開は良いですが、相変わらず重複部分が多くて、且つ、話の説明部分が多くその言い回しが単調です。

 しかし全体としてみれば、やはり読んで面白いです。

 将軍家綱は、彼のの寵臣である深室賢治郎を、更に使いものになるように一度手元から離し、世間を教えるよう、家綱の老臣阿部豊後守から諫言される。そうこうしているうちに、賢治郎は襲われた際相手を殺した容疑で目付から咎められ、深室家は謹慎を命じられる。丁度その時、賢治郎は紀州徳川頼宣と会っていた。頼宣の家臣からの急報でそれを知った頼宣の助言で、賢治郎はただちに阿部豊後守を頼った。

 

 

 

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