アンコール: クライスラー 中国の太鼓
大変良かったと思います。以前も書いたと思いますが、小さなホールで目の前で弾いている奏者を見ながら聴くのは快感です。でもやっぱりオーケストラの奏者だと思います。ソリスト専門でやっている人とは違います。ウイーン・フィルがMozartやBeethovenを演奏すれば、キュッヒルさんの演奏の延長線上にあると思います。
ただプフィッツナーの曲は、私には良く判りませんでした。
キュッヒルさんは怖い人ですね。長く組織のトップとして君臨してきた眼光の鋭さがあります。以前から気が付いていたのですが、キュッヒルさんは、客席の物音がすごく気になる人です。当日も楽章が終わった途端に物音を立てた人がいました。彼はその人を鋭く長時間睨みつけていました。
この音楽会は平日の午後二時からで、スポンサーのお菓子とお茶付きで、¥4,500でした。
プログラム後半、Beethovenが最初に演奏されました。
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