星になるには早すぎた

永田俊也 著 星になるには早すぎた

 

 一ノ木薫 は豊町署の刑事課に勤務していたが、レイプ魔ー連続婦女暴行犯が窓から飛び降りるのを止めようとして、一緒に落下してしまう。レイプ犯容疑者は死亡、彼女は重症を負うが助かる。そして退職する。だらだら過ごしている時に、仕事を紹介したいと言う人物があらわれる。

 私設の事務所で交渉屋として、巷の揉め事の仲裁を請け負う仕事である。

そこで、小学校の元女教師の息子達から、母親の自宅退去依頼、元宝塚(文中では西宮歌劇となっているが)トップスターの服を脱がす依頼、高給を取っているが、実力の衰えた野球選手の減俸の依頼、に奮闘する。

 いずれも必要以上に、相手にのめり込んでしまう 薫 である。

 

 

 

 

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