相も変わらず きりきり舞い

 諸田玲子 著 相も変わらず きりきり舞い

 

 きりきり舞いの続編です。同じような筋書きですが、少しずつ話は進行しています。

主人公 舞 の父親は「東海道中膝栗毛」の戯作者、十返舎一九である。今井尚武は、舞の家に居候する、一九の弟子である。舞の婚約者であると言っているが、舞は承知していない。お栄 は絵師、葛飾北斎の娘で、やはり舞の家に居候している。居候にも関わらず、家事は一切手伝わず、絵ばかり描いている。

 舞以外は奇人であり、その行動のあと始末はすべて、舞がしている。これが話の中心である。

 舞の踊りの師匠は結婚することになり、舞が後をまかされ師匠となる。舞は今井尚武との結婚を決意する。

 

 

 

 

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