風と共に去りぬ(五)

マーガレット・ミッチェル 著 風と共に去りぬ(五)

 

 クラン団が被害をうけ、クラン団の団員全員が高跳びの用意をするなか、レット・バトラーの機転により、全員は救われ、、高跳びの必要はなくなった。

 夫フランクの葬儀があった夜に、スカーレットはレット・バトラーから結婚の申し込みを受け承諾する。スカーレットは新興成金や共和党の連中とつきあい、またレットのそれまでの言動から、アトランタ従来の住人から付き合いを断られてしまう。やがて女の子が生まれる。レットはその子を溺愛する。スカーレットの長男ウェードは友人の誕生会に招待されない。それはスカーレットが付き合いを断られいるからである。これを見たレットは自分の娘ボニーをそんな目に遭わせないために、彼がいままで付き合っていた人を避け、アトランタ従来の住人を重視するようにしてゆく。

 アシュレの誕生会を妻メラニーが計画する。その日の午後、スカーレットはアシュレと抱き合っているところをアシュレの妹インデイアに見られてしまう。インデイアはそのことをすぐにメラニーに告げる。スカーレットはその夜のアシュレの誕生会には行けないと思っていたが、夫レットは、「今日行かなけれは一生この町で顔を出せなくなる」と言い、無理やりつ出す。メラニーの家では、メラニーはスカーレットを親友としてもてなし、インデイアを嘘つきとして絶交する。スカーレットはメラニーに救われた。その日の夜、スカーレットはレットに荒々しく抱かれる。その後レットはボニーを連れて、数か月帰宅しない。彼女は妊娠していた。レットが帰宅して、妊娠していることを告げた時、彼女はレットに侮辱され失神し階段から転げ落ち流産する。

 静養のためにタラに帰ったスカーレットはすっかり元気になる。四歳になったボニーは子馬を買ってうが、落馬し首の骨を折り死んでしまう。スカーレットとレットの仲は冷えてゆく。そんな時メラニーは流産し危篤となる。メラニーはスカーレットに息子と夫を頼むと、またスカーレットにレットにやさしくするように、レットは彼女を愛しているからと言い残す。

 スカーレットは自分が愛しているのは、アシュレではなくレットだと気が付く。

 

 

 GONE WITH THE WINDはやはり名作です。南軍から見た南北戦争ですね。

北軍が共和党で、南軍が民主党というのは私のイメージと違いました。これまではカウボーイ・ハットをかぶりハマーに乗るのは共和党、スーツを着てプリウスに乗るのは民主党と思っていたので。

 

 

 

 

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