マーガレット・ミッチエル 著 風と共に去りぬ 第二巻です。
アトランタで、亡夫の妹メラニー、その叔母のピティと暮らし始めたスカーレットは、病院で、負傷した兵士の世話をいやいやしていた。
バトラーという人物が重要な役割をするようになる。名門の生まれだが、非行が重なり、家を追い出され、また彼を招待する人はほとんどいない。だが、スカーレットがアシュレに愛を告白し、拒絶され、アシュレがいなくなってから、花瓶を投げた時に、たまたま居合わせ、一部始終を聞いている。彼は、南軍の負け戦を利用し巨万の富を得ている。
アシュレは休暇を得て、前線から一時帰休する。アシュレは、スカーレットに妻メラニーの面倒をみて欲しいと言って戻る。この休暇で、メラニーは妊娠する。
戦況はいよいよ悪化し、ほとんど皆が避難するが、メラニーは出産間際のため、アシュレの言葉もあり、スカーレットは避難できない。
出産した翌日、南軍はアトランタを放棄し、退却を始める。
バトラーの力を借りて、スカーレット、子供のウエード、黒人の子守、メラニー、メラニーの赤ん坊を連れて、故郷のタラにやっと帰り着くが、母親のエレンは亡くなっていた。
「読み応えがありますね」
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