風と共に去りぬ -1-

マーガレット・ミッチェル 著 風と共に去りぬ(新潮文庫 改定版)を初めて読みました。全5冊です。やっと第1巻です。

 

翻訳物で長編、独特の読み応えのある小説です。

   主人公スカレーット・オハラの人物描写のため、ある午後のひと時、スカーレットは結婚を申し込まれる思っていたアシュイが、他の女性と婚約発表すると聞き動揺する---これだけに150頁を費やしている。アシュレが婚約発表するのは、スカーレットがアシュイを愛しているのを知らないからだと考え、婚約発表前に、彼に愛していると言おうと決心し実行する。アシュレは、スカーレットを愛しているが、あなたとは結婚できないと言う。---ここまに100頁。

 ここからは急展開で、スカーレットは発作的にアシュレの婚約者の兄と結婚、しかもアシュレの結婚式の前日に結婚。折からの南北戦争で、スカーレットは未亡人となり、母親となる。

 黒ずくめの喪服、未亡人故面白そうに笑ったり、話してもいけない。赤ん坊にも愛情を感じない。退屈な隠遁生活に嫌気がさしていた。

 

 

 

 

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