三宅 博 著 虎の007(スコアラー室から見た阪神タイガースの戦略)を読みました。
阪神球団のスコアラーは、甲子園球場ではバックネット裏7段目、通路側に座る。隣にはもう一人パソコン打ち込みのスコアラーが座る。座席番号は71番、または80番と思われる。次回甲子園に行った時確認してきます。
バックネット裏7段目は、地デジ野球中継の際、解説陣が座るのも7番目85番付近である。この7段目付近は野球観戦に最も適した席と思われる。
ラジオ解説、BS、CS解説は21段以降の記者席である。
スコアラー用ビデオは、バックネット裏から、センター方向から、一塁側から、三塁側からの4か所から撮影される。
投手の癖のチェックポイントは多岐にわたる。グラブ付近、グラブの開き方,ゆがみ、角度、高さ、位置、手首の位置や向き、見え方、手首裏の腱の立ち方、肘の角度、顔の位置から目の動き、口の開き方、等々。牽制の場合は、足の開きやスパイクの裏金具の見え方まで。
さらに二つの映像を重ねて違いを引き出す。
配球、打者の待ち方、作戦まで多方面にわたる。
それがすべてスコアー・シートに記される。
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