野口 卓 著 遊び奉行 を読みました。
長男である亀松が、病弱な藩主に呼ばれた。
「元服せねばならぬな」弟に藩を譲れといっているのである。
「伊豆になってくれ」家老の婿養子として家臣になれと命令し、それは近い将来に藩主となる異腹の弟の家来となることを意味した。
そして兄弟力を合わせて、「筆頭家老を排除せよ」と命じた。
適度の緊張感のなか、一気に読み進んだが、中ほど過ぎまで読んだところ、
岩倉源太夫、軍鶏侍が渾名と出てきて あれと気づいた。
野口 卓 著 軍鶏侍 の補足編である。
これ以降の筋書きは、軍鶏侍 と全く同じである。
こんな小説は、初めて。
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