帰還

堂場瞬一 著 帰還 面白いです。警察物ではありません。新聞記者者です。 「松浦恭司」は、「高木歩美」、「本郷太郎」と新幹線に乗り、東京から名古屋へ向かった。 松浦は、東日新聞の編集委員、本郷は、記者を外れて関連会社の「東日文化財団」にいる。高木…

関西弦楽四重奏団 Beethoen-Zyklus

Beethoven の弦楽四重奏曲のZyklus も今回が最後です。 前回の演奏会で感じた、後期の曲を演奏するにには、練習不足または技量不足である、特に 1st Viollin が弱いです。チェロ奏者はとってもうまいです。 他の奏者は、チェロの音を聴いて弾いているようで…

不治 (表御番医師診療禄-13-)

上田秀人 著 不治 (表御番医師診療禄-13-) このシリーズも、十三巻目になり、本作でシリーズ終了となります。 今作家は、同じことを何度も書くという悪癖があります。本書もその例に洩れません。 しかし何故か読んでしまいますネ。筋がそれなりに面白いから…

女刑事サム・ホランド

マリー・フォース 著 女刑事サム・ホランド 1 運命の情事 2 秘密の代償 とっても面白いです。1、2巻共に、一気に読みました。 ただ、やたらとsexシーンの多いのは疑問に思います。 訳者あとがきより 『「アメリカ合衆国の首都ワシントンDC。 ヒロインは…

64(ロクヨン)

横山秀夫 著 64(ロクヨン) 大変面白いし、読み応えもあります。 D県警察本部警務部秘書課調査官<広報官>警視 「三上義信 」は娘が家出している。今日は、新幹線とタクシーを乗り継いで四時間、若い娘の入水自殺と連絡を受け、死体の身元確認に、妻「美那…

under the bridge

堂場瞬一 著 under the edge 大変面白いです。over the edge の続編です。 裏表紙より 『マンハッタンで発生した立てこもり事件は、人質が救出され、解決したかに見えた。だが何故かその後の捜査を上層部に阻まれた NYPD の「ブラウン」は、逆に事件を追う決…

over the edge 

堂場瞬一 著 over the edge 大変面白いです。 裏表紙より 『視察のため来日したニューヨーク市警(NYPD)の「ブラウン」警部補には裏の目的があった。それは東京で失踪した軍隊時代の旧友を探すこと。 旧友は世界的IT企業(例えば facebook )の幹部で、日…

スイス・ロマンド管弦楽団 ジョナサン・ノット指揮

ソリスト・アンコール : J・S・Bach 無伴奏ヴァイオリンのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006より ロンド風ガボット スイス・ロマンドと言えば、アンセルメとなります。フランスの曲とーーー。 プログラムによると アンセルメが退き、サヴァリッシュ、シュタ…

官邸ポリス 総理を支配する闇の集団

幕 蓮 著 官邸ポリス 総理を支配する闇の集団 内閣官房副長官は、政治家が任じられる政務担当の副長官が二名おり、そのほか官僚OBが任じられる事務担当の副長官が一名いる。警察庁、自治省、厚生省の出身者で、次官級のポストを経験した者が任命された。表面…

ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽 (ピアノ四重奏の夕べ)

アンコール : 無し ベルリン・フィルのメンバーとっても上手いですね。このような人達で、ベルリン・フィルは構成されているのですね。 ビオラがとっても上手いです。メロデイーがくっきりと浮かび上がります。弦楽三人の音程がぴったりと合って、和音がき…

悪魔公爵と鳥かごの乙女

ロレイン・ヒース 著 悪魔公爵と鳥かごの乙女 面白い。この種の小説の終わりは初めから判っている。これは、その過程が良い。 訳者あとがきより 『「セント・ジェイムスのスキャンダラスな紳士たち」シリーズの第三弾です。 「アヴェンデール公爵」は、真剣…

バッハ・オルガン作品連続演奏会 Vol.14 Bach Orgel-Zyklus

アンコール : J.S Bach イエスはわが喜び BWV610 即興演奏 長かったBach のオルガン曲全曲演奏会も終わりました。七年、その前のシリーズをいれると十四年にも亘ります。 オルガンの手鍵盤も、べダル鍵盤も見える席、それも同じ席で十四年間聴き続けました…

魔物

大沢在昌 著 魔物 「大塚」は厚生労働省麻薬取調部 北海道地区事務所に勤務する麻薬取締官である。 今は、クラブ「コルバドール」で内偵をしている。広域指定暴力団陽亜連合の幹部「高森」を見張っている。 そこへ、大塚に電話が架かってきた。「国井」とい…

関西弦楽四重奏団 Beethoen-Zyklus

アンコール : Beethoven Op130 第6楽章 配られたチラシ通りのアンコールでした。 前回の演奏会がとっても良かったので、ラズモフスキーの三番、その後の演奏会Ticket、二回分を購入しましたが、今日はイマイチでした。 前回が中期の作品であったのに対して…

虹のふもと

堂場瞬一 著 虹のふもと 本書は刑事物ではありません。 野球を題材とした話です。 「川井秀人」は、通算二百二勝をあげ、大リーグでも五年在籍した、功成り遂げた投手である。今年で、四十五歳である。 そんな川井は、独立リーグである「JMリーグ」で投げ…

月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話 

折口 真喜子著 月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話 「お涼」は、三十過ぎの船宿の女主人である。伴侶となる旦那がいるわけではない。正確には人の夫はいないが、十二のころに得体のしれない何かと祝言をあげたことがある。その神は「サルタヒコ」と呼ばれてい…

最後の証人(佐方貞人シリーズ-1-)

柚月 裕子 著 最後の証人 (佐方貞人シリーズ-1-) 中盤でやや緩むが、前半、後半はとっても面白かったです。 表紙裏側より 『元検察官の「佐方貞人」は、刑事事件を専門に扱うやり手弁護士だ。 そんな佐方の許に、かって在籍した地検の所在地で起きた殺人事件…

葵の残葉

奥山景布子 著 葵の残葉 明治十一年九月三日 に、長兄の慶勝から写真を撮るから集まるようにというう案内があり、四兄弟が集まった。 尾張徳川家十四代当主、徳川慶勝。 一橋徳川家十代当主、徳川茂栄。 会津松平家九代当主、松平容保。 桑名久松松平家四代…

いずみシンフォニエッタ大阪第41回定演 神尾真由子(Vn)

アンコール : 無し このプログラムでは、普通は私は来ませんが、神尾真由子がSoloだったのできました。 ゴーサンの作品では、作曲者が客席にいて、拍手を受けていました。 リゲティの作品は、演奏が大変難しく、日本人のSoloで、オケの日本人での演奏は、少…

キンモクセイ

今野 敏 著 キンモクセイ 大変面白いです。一気に読みました。読んでいる途中で、これは今野 敏の最高傑作かなとも思いましたが、巻末でやや緩みましたので、代表作の一つになるとーーーー。 「隼瀬順平」は、警察庁警備局警備企画課の課長補佐だ。年齢三十…

大江戸科学捜査八丁堀のおゆう 5 ドローン江戸を翔ぶ

山本功次 著 八丁堀のおゆう -5- ドローン江戸を翔ぶ (大江戸科学捜査) すこし脱線ぎみになってきました。 大江戸科学捜査シリーズの第5巻目です。 裏表紙より 『連続する倉破りに翻弄される南町奉行所の「伝三郎」らのため、江戸と現代で二重生活を送る…

ツアー「音響学から読み解くフェスティバルホールの魅力」

最後の演奏は、Bach 無伴奏チェロ組曲 第2番 プレリュード 鳥の歌 座る席を変って聞くと、やはり違う。音の質は同じであるが、響きが違う。 一階後部席は、響きが少ない。二階席の為、天井が低くなる。 三階席は、すごく響く。独奏チェロが巨大な楽器になる…

テオドール・クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ

ソリスト・アンコール : 藤倉 大 作曲 Kusmetche 悲愴、素晴らしい演奏でした。この曲では、オケ奏者、チェロとチューバをのぞいて全員が立って演奏しています。そして、その効果は十分に出ています。各奏者の体の振りで判ります。 十分なリハーサル時間に…

PIT 特殊心理捜査班・水無月玲

五十嵐貴久 著 PIT 特殊心理捜査班・水無月玲 最後に凄いどんでん返しがあります。 「蒼井 俊」は、捜査一課直属の捜査支援部署の特殊心理捜査班、PITへの異動を言い渡された。十月の移動が七月に前倒しになった。 俊は、それまでいた部署はSSBC(…

リッカルド・ムーティ指揮 シカゴ交響楽団

アンコール : ジョルダーノ 「フェドーラ」より第2幕の間奏曲 大変良かった。非常にゆったりしたテンポでした。 その為か、第2番の方がよかったように思います。 やはり、アメリカのオケですね。くすんだ渋い音色の対極にあります。 金管もその存在を明確…

魔女の封印

大沢在昌 著 魔女の封印 「魔女」シリーズの第三巻目です。 主人公「水原」は、裏社会のコンサルタントである。男の人間性を一瞬で見抜く能力をもつている。 「星川」は、水原の相棒で、元警察官で男性から女性に性転換した私立探偵。 「湯浅」は、元警視庁…

公爵夫人の秘密  

ジョアンナ・シュープ 著 公爵夫人の秘密 しょうむないけど、面白い。 裏表紙より 『結婚式以来、八年ぶりに見た夫「ニコラス・フランシス・シートン コルトン公爵」はみだらな女性を膝の上に座らせた、まさに堕落した公爵と呼ばれる姿そのものだった。だが…

作曲家・西村朗が案内するクラシック音楽の愉しみ方 IX 「様々な愛の響像」

アンコール : 無し 楽しい音楽会でした。 皆さん、演奏がうまい。 西村さんの話は、作曲家ならではの視点からの話で、面白かったです。 ✰✰✰✰ =================================================================== ======================================…

ラストライン

堂場瞬一 著 ラストライン 新シリーズです。面白いです。第二弾が三月に出るそうです。 裏表紙より 『定年まであと十年のベテラン刑事「岩倉 剛」。五十歳の誕生日の目前、捜査一課より南大田署に配属となった直後に管内で独居老人がころされる。 移動の先々…

動揺 ( 聡四郎巡検譚-3-)

上田秀人 著 動揺 ( 聡四郎巡検譚-3-) このシリーズは、作者のシリーズでは、二番目のいいシリーズです。しかし、相変わらず繰り返しが多い。 裏表紙より 『将軍「徳川吉宗」が襲われた。襲撃した者たちを追及したところ、衝撃の真実が明らかになる。 一方…