スイス・ロマンド管弦楽団 ジョナサン・ノット指揮

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ソリスト・アンコール : J・S・Bach  無伴奏ヴァイオリンのパルティー

            第3番 ホ長調 BWV.1006より ロンド風ガボット

 

 スイス・ロマンドと言えば、アンセルメとなります。フランスの曲とーーー。

 

 プログラムによると

 アンセルメが退き、サヴァリッシュ、シュタインと指揮者が変って行き、楽団固有のフランス的な音色感や涼しげなサウンドは失われてしまったが、マーラーブルックナーの演奏できるオーケストラとなっていったーーーー。

 

 今日の曲目は、その後のスイス・ロマンドです。

素晴らしい演奏でした。

 それにしても、マーラーの第6番は演奏会映えする曲ですね。

 

 北京、ソウル、上海、東京、名古屋、大阪と11日間のアジア・ツアーも本日で終わりです。終わりにふさわしい演奏会でした。

 最後の日にも拘らず、開演前、休憩中に、練習に励む楽団員が多数いました。

 

 この秋に予定されている、ティーレマン指揮のウィーン・フィル、メータ指揮するベルリン・フィルがこれを上回る演奏かどうか、興味が尽きないです。

 それにしても、再び、メータ指揮が聴けるとは!

 

追記

 プログラムによると、初来日は1974年のクレッキで、アンセルメ引退後になっていますが、たしか、フェスティバルホールアンセルメ指揮で聴いた記憶があったのですが、-----

 

 プログラムは間違いで、1968年に大阪へアンセルメは来ていますという事です。

 

 

 

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官邸ポリス 総理を支配する闇の集団

幕 蓮 著 官邸ポリス 総理を支配する闇の集団 

 

 内閣官房副長官は、政治家が任じられる政務担当の副長官が二名おり、そのほか官僚OBが任じられる事務担当の副長官が一名いる。警察庁自治省、厚生省の出身者で、次官級のポストを経験した者が任命された。表面的にも実質的にも官僚機構のトップである。それ以外の使命を自ら背負った男がいる。それが「瀬戸弘和」である。

 政権を見張りながら秘密裏に背後から支える、国家最強の組織「官邸ポリス」の物語である。

 

 具体例をあげながら、その活動を紹介している。

文部省の局長が、息子の入学と引き換えに国の事業で有利な計らいをしていた件

総理夫人の後始末

文部省事務次官の恋活バー通い

総裁選の候補者調整

等々

 

 

 

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ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽 (ピアノ四重奏の夕べ)

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アンコール : 無し

 

 ベルリン・フィルのメンバーとっても上手いですね。このような人達で、ベルリン・フィルは構成されているのですね。

 ビオラがとっても上手いです。メロデイーがくっきりと浮かび上がります。弦楽三人の音程がぴったりと合って、和音がきれいです。

 ピアノを含めて、楽器間のバランスよいいです。

 

 このピアノ・クワルテットは、常設でなくてもいい結果の出せる編成ですね。

 

 

 

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悪魔公爵と鳥かごの乙女

 ロレイン・ヒース 著 悪魔公爵と鳥かごの乙女 

 

 面白い。この種の小説の終わりは初めから判っている。これは、その過程が良い。

 

 訳者あとがきより

  『「セント・ジェイムスのスキャンダラスな紳士たち」シリーズの第三弾です。

 「アヴェンデール公爵」は、真剣な恋愛には興味がなく、放蕩の限りを尽くし、世の中をどこか斜めに見ているような人物である。

 ”女詐欺師” がその心を射止めます。艶やかな赤のドレス姿で現れた、「ミセス・ロザリンド・シャープ」通称ローズと名乗る、裕福な未亡人です。

 公爵である自分に媚びない彼女に魅力を感じ、自分のものにしたいと思うようになります。一方のローズもアヴァンデールに惹かれますがーーーーー。』   

 

 

 

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バッハ・オルガン作品連続演奏会 Vol.14 Bach Orgel-Zyklus

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アンコール : J.S Bach  イエスはわが喜び BWV610

        即興演奏

 

 長かったBach のオルガン曲全曲演奏会も終わりました。七年、その前のシリーズをいれると十四年にも亘ります。

 オルガンの手鍵盤も、べダル鍵盤も見える席、それも同じ席で十四年間聴き続けました。

 今日は、七年前の第一回の奏者と同じで、アンコール登場です。

 いい演奏でした。

 

 

 

✰✰✰✰✰ シリーズとして

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魔物

大沢在昌 著 魔物

 

 「大塚」は厚生労働省麻薬取調部 北海道地区事務所に勤務する麻薬取締官である。

 今は、クラブ「コルバドール」で内偵をしている。広域指定暴力団陽亜連合の幹部「高森」を見張っている。

 そこへ、大塚に電話が架かってきた。「国井」という情報提供者からだった。会って話を聞くと「ロシアからメタンをひっぱってくる。小樽で、サハリンからくる船便でロシア人が持ってくる。「ロックマン」というあだ名のロシア人だ。」という情報であった。

 国井から提供された情報を、大塚は上司「塔下」に話した。塔下も上司「袖井」と相談し、関東と東北から八名の応援を得て、北海道の七名を加え、総勢十五名の取締官で捜査にあたることになった。

 船が到着する当日、十五名は小樽港堺町岸壁に集結した。

 ところが、そこへ北海道県警の生活安全部の刑事が現れた。大塚と同じ情報を入手したようだ。

 道警が事務所に突入したが、ロックマンが反抗し、警官二名を殺して逃亡したという。ーーーーー。

 

 

 

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関西弦楽四重奏団 Beethoen-Zyklus

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アンコール : Beethoven Op130 第6楽章

 

 配られたチラシ通りのアンコールでした。

 前回の演奏会がとっても良かったので、ラズモフスキーの三番、その後の演奏会Ticket、二回分を購入しましたが、今日はイマイチでした。

 前回が中期の作品であったのに対して、今日は後期の作品でした。後期の作品を演奏するのには、技量が不足しているのか、あるいは、練習が足りないかのいずれかです。多分練習不足と思います。特に1st Viollin が弱いです。チェロ奏者はとっても上手ですが。

 

 「6回の演奏会全ての半券があれば、素敵なプレゼントを差し上げます」となっていますが、第2回目が不参加です。

 

 

 

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