公爵の危険な情事

ロレイン・ヒース 著 公爵の危険な情事

 

 原題は、”A Duke of Her Own" です。

 

The Rogues & Roses シリーズの第一巻目です。

 

面白いです。

 

 裏表紙より

 『1888年。伯爵家の令嬢「ルイザ・ウェントワース」は未婚女性の付添役として働く決心をした。年齢は26歳、家は貧しく結婚のあてなど考えられなかった。

 道楽者の兄「レイヴンスレイ伯爵」は大反対したが彼女が米国人資産家の姉妹「ジェニー・ローズ」、「ケイト・ローズ」の付添役職を得ると態度を一変した。ルイザの推しがあれば持参金付きの資産家の娘と結婚できる。

 同じくかれの悪友の「ホークハースト公爵」と「ファルコンリッジ侯爵」も花婿候補の名乗りを挙げた。

 ルイザの推薦はなかったが、彼らは資産家姉妹に巧みに接近。

 姉の花婿候補一番手に躍り出たホークハーストは結婚を一気に決めようと強硬手段にでたがーーーーー。』

 

  

  

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午後の恋人

平岩弓枝 著 午後の恋人

 

 初出は、新聞連載で、昭和53年から。単行本は昭和54年4月です。

大変面白かったです。

 

 裏表紙より

 『ある日突然、夫「佐伯信吉」から ”愛人に子供が生まれるから別れてくれ” と離婚宣言を受けた「明子」。結婚して二十年、子供こそ出来なかったが、夫婦仲は十分にうまくいっていたのに。

 さて、心もとなく第二の人生を歩みだした四十歳の明子に、世間の風は予想外に暖かく、たちまち三人の男から言い寄られてーーーー。

 男たちの熱いまなざしは、明子をますます美しく磨きあげてゆくようだ。別れた夫さえ復縁を迫る。-----。』

 

  

  

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書店ガール -6-「遅れてきた客」

碧野 圭 著 書店ガール -6-「遅れてきた客」

 

 シリーズの第六冊目です。

 

 「宮崎彩加」が取手の駅中書店の店長になってから一年半、ようやく仕事が軌道に乗り始めたとかんじていたところ、本社から突然の閉店を告げられる。

 編集者「小幡伸光」は担当作品『鋼と銀の雨が降る』のアニメ化が決定して喜ぶものの、思わぬトラブル続きとなりーーーーー。

 

 面白いですが、短いです。

 

  

 

  

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あの子が結婚するなんて

五十嵐貴久 著 あの子が結婚するなんて

 

 今は休刊している、「月刊J-novel」2015年12月号~2016年8月号に連載されていました。この雑誌でも読んでいますので、再読です。

 面白いと思いました。

 

 「西岡奈々未」は、三十二歳の独身女。

中学の同級生「小松美宇」からラインだ。『結納がおわりましたあ』。待ちなさい、美宇、何、どういうこと? まさか、これってーーーーー。『本日、婚約しました。』

 続けて写真がアップされた。横一列に並んで正座している六人の男女の写真。男はかなり高水準なルックスの持ち主だ。

 出会いがあったというなら、どうして報告がないのか。誰なんだ、コイツ。

 思いは千々にみだれ、どうしていいかわからなかったが、着信音が鳴って我に返った。グループラインに「大谷恵子」が入っていた。「今井友加」、「安藤沙織」からもほぼ同時にラインが入った。いつ、どうして、誰。5W1Hか。いや、それあたしが一番知りたい。------。

 

  

  

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ミッドナイト・クリスタル

ジェイン・キャッスル 著 ミッドナイト・クリスタル

 

 原題は、”Midnight Crystal" です。

 

Arcne Society シリーズの第九巻目です。

 the Dreamlight Trilogy  として、第三巻目になります。

 

面白いです。

因縁のあるランプが主題です。はるかな未来が舞台です。

 

 作者は、本書のペンネイムをジェイン・キャッスルとしています。未来を書く時の名前です。コンテンポラリーを書くときは、ジェイン・アン・クレンツ、ソシテヒストリカルを書くときは、アマンダ・クイックと使い分けています。

 

 裏表紙より

 『地球外の惑星ハーモニーで暮らす女性「マーロー・ジョーンズ」は、超常現象研究組織「アーケイン・ソサエティ」に関わる調査会社の責任者を務めていた。

 ある日、アーケインが保管していた不思議なパワーを持つランプが盗まれてしまう。彼女は、ランプにまつわる呪いをかけられているとおぼしき超能力者「アダム・ウィンター」が犯人ではないかと疑うがーーーーー。』

 

  

  

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虹色のランプの伝説

アマンダ・クイック 著 虹色のランプの伝説

 

 原題は、”Burning Lamp" です。

 

Arcne Society シリーズの第八巻目です。

 the Dreamlight Trilogy  として、第二巻目になります。

 

面白いです。

因縁のあるランプが主題です。ビクトリア女王朝後期のロンドンが舞台です。

 

 裏表紙より

 『娼館を撲滅することに専心する女性「アデレイド・パインは不思議なパワーを秘めたランプを偶然手にいれた。

 一方、ロンドンの暗黒街の大物「グリフィン・ウィンターズ」は、みずからが持つ超能力のせいで直面した危機から逃れるためにランプの力を必要としていた。

 二人は互いに協力しあうことを約束し、同時に相手に強く惹かれていく。だが、彼らの背後には、ランプを奪わんとする悪辣な輩の魔手が迫っていたーーーー。』

 

  

  

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諏訪内晶子 & ボリス・ベレゾフスキー リサイタル

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アンコール : マスネ タイスの瞑想局

       ウォーロック カプリオール組曲よりBasse-Dance

       ホイベルガー(クライスラー編)「オペラ舞踏会」より真夜中の鐘

       クライスラー シンコペーション

       ドヴォルザーククライスラー編) 我が母の教えたまいし歌

 

 大変いい演奏会でした。

 それにしてもシンフォニーホールは大変音響のいいホールです。ヴァイオリンの音もピアノの音もすごく良かったです。

 

 ピアニスト大変うまい人ですが、せからしい人です。

曲が終わって舞台から引っ込む際、女性でソリストより先に歩いてゆきます。

楽章と楽章の間が、すごく短い。アンコールも舞台袖に引っ込まず、ソリストに促して次のアンコールを演奏する等々。

 

 

 

 

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