楽園に響くソプラノ

ジェイン・アン・クレンツ 著 楽園に響くソプラノ

 

 原題は、”Running Hot" です。

 

Arcne Society シリーズの第五巻目です。

 

大変面白いです。このシリーズはいいですね。

時代設定は、現代です。主な舞台はハワイ、マウイ島です。

 

 裏表紙より

 『超能力を研究する組織「アーケイン・ソサエティ」の「グレイス・レンクイスト」は、殺人事件の容疑者を調査するため、ハワイに派遣されるーーーそれは簡単な任務の筈だった。

 そこで彼女は、ボディガードとして調査員「ルーサー・マローン」に迎えられた。

 グレイスは、”オーラ” を読みとれる類まれな能力を持っていたが、他人に触れると強い痛みを感じる後遺症が残っていた。が、彼に触れても痛みを感じないことに気づき、ふたりの距離は急速に接近する。

 そんななか、容疑者を監視するホテルの部屋から妖艶な歌声が響いてきたーーーーー。』

 

  

  

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オーロラ・ストーンに誘われて

アマンダ・クイック 著 オーロラ・ストーンに誘われて

 

 原題は、”The Third Circle" です。

 

Arcne Society シリーズの第四巻目です。

 

大変面白いです。

時代設定は、ヴィクトリア女王朝後期です。

 

 裏表紙より

 『超能力を研究する組織「アーケイン・ソサエティ」の勇敢な調査員「サディアス・ウェア」と水晶を使って心霊治療をおこなう美貌の女性「リオーナ・ヒューイット」。

 ふたりは、不思議なパワーを秘めた水晶オーロラ・ストーンを探し求めるうちに偶然めぐりあった。そして彼らと同じオーロラ・ストーンを手に入れんとする邪悪な人物の罠にはまったサディアスを救うべく、リオーナは尽力し、そのうちにふたりは互いに惹かれあっていく。

 が、行く手に潜んでいるのはさらなる市の危機だったーーーーー。』

 

  

  

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約束のルビーは闇に輝く

アマンダ・クイック 著 約束のルビーは闇に輝く

 

 原題は、”Otherwise Engaged" です。

 

大変面白いです。

時代設定は、おそらくヴィクトリア女王朝後期です。

 

 裏表紙より

 『世界中を旅して、旅行記を発表している「アミティ・ドンカスター」は、イギリスへ帰る途中に立ち寄ったセント・クレア島で銃で撃たれた「ベネディクト(ベン)・スタンブリッジ」という男性と出逢った。

 彼女の手当てと看護のおかげで彼は順調に回復する。

 やがて長い船旅で惹かれ合うふたりは、ある夜に熱い口づけをかわす。

 その後、アメリカへ向かうベネディクトと別れ、ロンドンに戻ったアミティだったが、彼と親密な関係だと噂が流れてしまっていた。

 さらに悪いことが続き、アミティはある日 ”死者の花婿” という連続殺人犯に襲われる。なんとか逃げ出したアミティだったが、そのせいでまた新聞に騒がれてしまう。

 そんな中、早く事件を解決してほしいと願うアミティを別れて以来音信のなかったベネディクトが訪ねてきてーーーーー。』

 

  

  

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因果(百万石の留守居役ー9ー)

上田秀人 著 因果(百万石の留守居役ー9ー)

 

 著者は、6か月ごとにこのシリーズを発刊しています。著者のシリーズの中では、本シリーズが一番面白いですが、どのシリーズも同じような展開です。

 

 裏表紙より

 『加賀藩主「前田綱紀」は参勤交代で金沢に戻る途中である。

 加賀領内に入り金沢を目前にした高岡の名刹・瑞龍寺で、藩主綱紀に襲撃者たちが襲いかかる。藩士を励まして応戦する「瀬能数馬」。 

 綱紀は、数馬に「加賀の闇」を見せると決めた。

「本多安房政長」の娘「琴」との婚姻もその一つなのか。

 休むまもなく、数馬には、越前松平家を探る新たな命が下される。ーーーーー。』

 

  

  

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アルディッティ弦楽四重奏団

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 サイモン・ラトルが書いています。

 『アルディッティ弦楽四重奏団は20年も前から、日本で言うところの「人間国宝」であり、現代音楽での偉業は他を圧倒している。音楽好きなら彼らを聞き逃すことなどありえない。』

 

 客席は空席が目立ちました。

 

 私も、日頃この種の音楽はめったに聞きませんし、ほとんど聞いたことのない曲でした。やはり、難しいというか、良いくわからないというかーーーー。

 でも現代音好きには、こたえられない音楽会だったと思います。

 

 

 

 

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消せない想い

ジェイン・アン・クレンツ 著 消せない想い

 

 原題は、”Sizzle and Burn" です。

 

Arcne Society シリーズの第三巻目です。

 

大変面白いです。

時代設定は、現代です。携帯電話が出てきます。舞台はワシントン州です。

 

 裏表紙より

 『近隣の街を震えあがらせた連続殺人犯の ”声” が彼女の頭のなかで響きわたる。---邪悪な感情を抱いた人間の ”声” を、物に触れるだけで「レイン・タレンタイア」は聞けた。

 そんな不思議な能力を持つ彼女のもとに、「アーケイン・ソサエティ」の調査員「ザック(ザッカリー)・ジョーンズが現われる。

 彼もまた相手の思考を読み取れる特殊能力者で、レインの父が生前研究していた秘薬について調査の協力を求めてきたのだ。

 同じ能力を持ち、やがて惹かれあうふたりは、秘薬を悪用する謎の陰謀団と殺人犯に立ち向かっていくーーーーー。』

 

  

  

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雇われた婚約者

アマンダ・クイック 著 雇われた婚約者

 

 原題は、”The Paid Conpanion" です。面白いです。

 

 裏表紙より

 『19世紀前半、26歳の美女「エリノーラ・ロッジ」は、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。

 やむなくロンドンで職探しを始めた彼女はが出会ったのは、氷のような男と評される「アーサー・ランカスター セント・メリン伯爵」。

 彼が提案してきた仕事は意外なものだった。ある危険な目的のために周囲を欺きたいので、自分の婚約者になりすましてほしいというのだ。エリノーラは合意した。

 その時点では、ふたりともあくまで打算的なつもりでいた。

 しかし、ふたりの心の奥には、知らぬ間に愛がめばえていたーーーーー。』

 

  

  

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