消せない想い

ジェイン・アン・クレンツ 著 消せない想い

 

 原題は、”Sizzle and Burn" です。

 

Arcne Society シリーズの第三巻目です。

 

大変面白いです。

時代設定は、現代です。携帯電話が出てきます。舞台はワシントン州です。

 

 裏表紙より

 『近隣の街を震えあがらせた連続殺人犯の ”声” が彼女の頭のなかで響きわたる。---邪悪な感情を抱いた人間の ”声” を、物に触れるだけで「レイン・タレンタイア」は聞けた。

 そんな不思議な能力を持つ彼女のもとに、「アーケイン・ソサエティ」の調査員「ザック(ザッカリー)・ジョーンズが現われる。

 彼もまた相手の思考を読み取れる特殊能力者で、レインの父が生前研究していた秘薬について調査の協力を求めてきたのだ。

 同じ能力を持ち、やがて惹かれあうふたりは、秘薬を悪用する謎の陰謀団と殺人犯に立ち向かっていくーーーーー。』

 

  

  

✰✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

 

 

雇われた婚約者

アマンダ・クイック 著 雇われた婚約者

 

 原題は、”The Paid Conpanion" です。面白いです。

 

 裏表紙より

 『19世紀前半、26歳の美女「エリノーラ・ロッジ」は、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。

 やむなくロンドンで職探しを始めた彼女はが出会ったのは、氷のような男と評される「アーサー・ランカスター セント・メリン伯爵」。

 彼が提案してきた仕事は意外なものだった。ある危険な目的のために周囲を欺きたいので、自分の婚約者になりすましてほしいというのだ。エリノーラは合意した。

 その時点では、ふたりともあくまで打算的なつもりでいた。

 しかし、ふたりの心の奥には、知らぬ間に愛がめばえていたーーーーー。』

 

  

  

✰✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

冬空に舞う堕天使

リサ・クレイパス 著 冬空に舞う堕天使

 

 壁の花 四部作 Wallflower の第三巻目です。まずまずです。

 

 原題は、”Devil in Winter" です。19世紀の英国が舞台です。

  

 裏表紙より

 『前作の終りで、「リリアン・ボウマン」を誘拐して結婚しようとした放蕩者で美貌の青年貴族「セントヴィンセント卿セバスチアン」のところへ、壁の花の一人でとっても内気で口数の少ない娘「エヴィー(エヴァンジェリン)・ジェナーは、ひそかに訪れ意外な提案をする。

 『いますぐスコットランドへ発って、わたしと駆け落ち結婚をしてください』

 エヴィーは、親友たちにもすべて打ち明けられないほどの危機に直面していた。交換条件を示して、セバスチアンに頼むしか逃れる方法はなかった。

 誘拐未遂を起こすほど貧窮していたセバスチアンは、この取引にのることにした。いままでとまったく違う世界にいきてきた二人が、冬のスコットランドに旅立つ。

 思いがけず感じあうセバスチアンの優しさ、エヴィーの美しさ、魅力。

 そしてロンドンに戻った二人にはーーーーー。』

 

 

  

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

 

 

 

運命のオーラに包まれて

アマンダ・クイック 著 運命のオーラに包まれて

 

 原題は、”Second Sight" です。

Arcane Society の第一巻目です。以前 ”許される嘘” を第一巻と書きましたが間違いです。邦訳の出たのが、 ”許される嘘” が最初でした。

 

 大変面白いです。

 時代設定は、ヴィクトリア女王朝後期です。写真がすで存在しています。

 

 裏表紙より

 『この人こそ、わたしが待ちつづけていた男だーーー女性写真家の「ヴェネシア・ミルトン」は確信した。男の名前は「ゲイブリエル・ジョーンズ」

 彼は超能力を研究する組織「アーケイン・ソサエティ」の会員で、ソサエティが収集した古い遺物の写真撮影をヴェネシアに依頼したのだ。

 彼女は一生結婚しないつもりでいたが、一度はすてきな男性と熱い夜を過ごしたいと思っていた。ゲイブリエルこそ、その相手。そして素敵な夜を過ごした。

 だが、彼が死亡したという新聞記事を見る。彼はわけあってみずからの死を偽装したのだ。そうとは知らぬヴェネシアが悲しみに暮れつつ彼の未亡人の役を演じてしまったことから、事態は思わぬ方向へーーーーー。』

 

  

  

✰✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

 

恋の香りは秋風にのって

リサ・クレイパス 著 ひそやかな初夏の夜の

 

 壁の花 四部作  Wallflower  の第二巻目です。大変面白いです。

 

 原題は、”It Happend One Autumn" です。

 前作の終了後2か月が経過している。

 

 

 裏表紙より

 『19世紀の英国。

 アメリカ人新興実業家ボウマン家の長女「リリアン・ボウマン」は、家族と一緒に、数週間におよぶ「ウエストクリフ伯爵マーカス・マースデン」のハウスパーティーに招待されていた。

 香りに強い感受性をもつリリアンは、出発前に、香水商に理想の恋人と出会えるという「秘密の香水」を手渡される。

 パーティーの主催者は、広大な地所、館の主、ウエストクリフ伯爵。

 美貌の青年貴族だが、高慢で、堅苦しく、どうにもリリアンの気にさわる。それはウエストクリフ伯爵も同様で、無作法なリリアンが不快だった。

 ところがある日、ウエストクリフ伯爵は、ものかげでふたりきりになったとき、リリアンを抱きしめキスしてしまう。戸惑うふたり。これは「魔法の香水」のせい?それともーーーーー。』

 

 

  

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

 

 

ガラスの心

ジョーン・ジョンストン 著 ガラスの心

 

 「ファルコン・ホワイトロー」は、その女性がダラスの中心部の込み合った歩道にいたにもかかわらず、すぐに彼女に目をとめた。彼女はファルコンの視線を引き付け、彼を魅了せずにはおかないなにかがあった。彼女のすぐわきに小さな女の子が立っていることにファルコンは気づいた。そして一瞬のち、一人の男性がその二人連れに加わると、彼女の口元に口づけをしたのだった。ファルコンは自分がその家族の主でないことに、軽い嫉妬を覚えた。

 しかし、その男性が自分の知り合いであることに気づいた。

『グランド・エインズワースだろう』とファルコンは声をかけた。

 グランドは、ファルコンに妻「マーラ」を紹介した。マーラは軽く会釈してファルコンに微笑みかけた。とたんに、ファルコンは胃袋が引っくり返りそうになった。そして一瞬ファルコンは、マーラのまっすぐな視線の中に何かを見たような気がした。-----。

 

 短いですが、大変面白いです。

 

 

 

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================

 

 

 

ひそやかな初夏の夜

 リサ・クレイパス 著 ひそやかな初夏の夜

 

 原題は、”Secret of A Summer Night" です。

 

 特に、後半は面白いです。

 ”Wallflower" 壁の花 シリーズの第一巻目です。夏から始まります。

 

 裏表紙より

 『19世紀半ばの英国。

 「アナベル・ペイトン」は22歳。貴族の娘とはいえ、家はひどく窮乏していた。

社交界にデビューはしていたものの、誰からも求愛されない。アナベルは上流社会でいきてゆくため、なんとかして貴族の青年と結婚したいと思っていた。愛のない結婚でもかまわない、と。

 2年後の初夏。アナベルは、社交パーティーの「壁の花」3人と知り合う。3人は、アナベルが「意中の人」と結ばれる手助けをすることに。

 しかし、そのパーティーには、貴族でない青年実業家「サイモン・ハント」も招かれていた。2年前にアナベルの唇を奪ったサイモン。

 貴族でないという理由で、アナベルが見下していた青年-----。

 アナベルの夫探し作戦の行方はーーーーー。』

 

  市の図書館に在庫がなかったので、中古本を買いました。¥108-でしたが、送料が¥300-かかりました。

 

  

✰✰✰✰

===================================================================

===================================================================