デュメイの Bach ヴァイオリン協奏曲

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アンコール : ビゼー 「アルルの女」第1組曲 第3曲

             『アダージェット』

 

 Bach のヴァイオリン協奏曲を聴きに来ました。

 Bach 2つのヴァイオリンのための協奏曲は、すごい名演奏でした。デュメイのヴァイオリンは当然として、内尾文香のヴァイオリンもとってもよかったです。ふたりとも乗りに乗る演奏でした。

 Beethoven の8番も手慣れた演奏で、良かったです。

 

 

 

 

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ナタリー・シュトゥッツマン コトラルト・リサイタル

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アンコール : Schubert  ”鱒”

            ”ロザムンデ” より ”ロマンス”

            ”野ばら”

 

 ナタリー・シュトゥッツマンはとってもうまいです。感動しました。

 でも、この編成は蛇足だと思います。Schubet の歌曲は、ピアノ伴奏だけで十分です。弦楽四重奏を加えたことで原曲を上回っている曲はなかったと思います。また、チェロの音量が大きすぎると思いました。

 

 

 

 

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公爵令嬢の恋愛入門

キャロライン・リンデン 著 公爵令嬢の恋愛入門

 

 原題は、”A Rake's Guide to Seductio" です。

  

The Reece Family Trilogy シリーズの第三冊目です。

 

 裏表紙より

 『19世紀、英国。公爵家の美しき令嬢「シーリア・リース」は、社交界にデビューするや多くの紳士から求愛される。

 強引な男性に辟易していたある日、兄の友人「アンソニー・ハミルトン」が助けてくれた。

 伯爵家の跡継ぎながら、不義の子ゆえに両親の愛を得られなかった彼は荒い生活に陥っているが、昔の彼を知るシーリアは『本当はあなたは悪い人じゃない』と励ました。その優しさに胸打たれたアンソニーは、彼女に求婚して生き方を改める決意をする。ところがシーリアの兄の公爵に求婚の許可をもらいに行くと、すでに彼女の嫁ぎ先は決まっていると知らされた。

 しかし、シーリアの田舎での結婚生活は不幸なものとなり・・・・・・・・・・四年後、夫の病死を機にロンドンの実家へ戻ったシーリア。

 孤独感を募らせていた彼女を慰めてくれたのはーーーーー』

 

  前々作より、前作より、面白さは減じています。

 

 

 

 

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公爵代理の麗しき災難

キャロライン・リンデン 著 公爵代理の麗しき災難

 

 原題は、”What A Rogue Desires" です。

 

 面白かったです。

 

The Reece Family Trilogy シリーズの第二冊目です。

 

 裏表紙より

 『新婚旅行に出かける兄「マーカス・リース、エクセター公爵」から、留守の間の業務を預かった公爵の双子の弟「デヴィッド・リース」。放蕩三味で兄に迷惑をかけてきたので、今度こそ責任を果たすつもりだ。

 そんな彼は急ぎロンドンへ向かう乗合馬車の中で、喪服姿の美しい未亡人に心を奪われる。その矢先、馬車が追いはぎに襲われ公爵家の印象付きの大切な指輪を取られてしまった。挙げ句には殴られ気を失い、彼をかばって突き飛ばされた未亡人の行方もわからずじまい。

 ところが実は、未亡人に変装していた「ヴィヴィアン・ビーチャム」も追いはぎ団の一味だったのだ。幼い頃に孤児になり弟と2人で生きるため悪事に加担してきたが、早く足を洗いたいと願っている彼女。

 戦利品を質屋に売りに行ったところ、待ちかまえていたのは、なんとーーーーー』

 

  前作より、面白さは減じます。

 

 

 

 

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放蕩貴族のプロポーズ

ジェシカ・ベンソン 著 放蕩貴族のプロポーズ

 

 原題は、”Lord Stanhope's Proposal" です。

 

 面白かったです。

 

 ジェシカ・ベンソンのデビュー作。続く、”秘密の賭けは伯爵とともに” とは共通点が多く、リンクしているそうです。

 

 裏表紙より

 『従兄弟の悪趣味な賭けの対象となった独身女性を救うため、彼女の住む地方の村へいかざるをえなくなった「トリスタン・リチヤードラザフォード=ヘイズ、スタナップ伯爵」。噂によると、その女性「カリスタ・アシュトン」は、婚期を逃し、財産もなく、見てくれも良くないらしい。だが、実際の彼女は、想像とは異なっていた。服装の趣味は最悪なものの、自由な精神と辛辣な面をあわせ持つ、とても魅力的な人物だったのだ。放蕩者として社交界で名をはせてスタナップは、彼女に惹かれずにはいられなかった。けれど、娘を伯爵夫人の座につかせようとする男爵夫人やスタナップの愛人などの企みで、ふたりの関係はなかなかうまくゆかずーーーーー』

 

 

 

 

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関西フィル・スプリング・スペシアル・コンサート

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 二曲目の「第一番 ニ長調 D.384」が、「第二番 イ短調 D.385」に変更になりました。

 

 やはり、デュメイのバイオリンはいいですね。とくに、この小さいホールで聴くのは最高です。

 「鱒」ですが、この曲はベースが大切ですね。音程が少し「甘い」ように感じました。

 チェロの水野由紀、なかなかうまいです。音もきれいです。でも音量が少し足りません。

 

 

 

 

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ストーカー犯罪対策室 上

五十嵐貴久 著 トーカー犯罪対策室 上

 

 新品川署、ストーカー犯罪対策室=SCS に所属する「白井有梨」は二十九歳である。室長「大崎賢矢」、「加納政彦巡査長」、渡会則之巡査長、丘 真由巡査、田村明彦巡査の六人が正式班員である。

 

 白井有梨、本人も「S」と名乗るメールによるストーカーを抱えている。

 いろんな案件の相談、被害、そして殺人につながる事件を解決してゆく。

 

 章により、面白さのバラツキがあります。第五章が一番おもしろいかな。

 

 

 

 

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